「エクスプローラー コンビはダサいのでは?」と疑問に感じている方は少なくありません。SNSやブログでも賛否が分かれるこのモデルについて、本記事ではロレックスのブランド背景やエクスプローラーという時計の特徴を踏まえながら、真の評価を多角的に探っていきます。
なぜ「コンビ=おじさん」と言われるのかという文化的背景から、若年層に敬遠されがちな理由、そして実際のブログレビューや中古市場の買取動向に至るまで、信頼性の高い情報をもとに解説しています。
さらに、スタイリッシュな着こなし方や、コンビデザインが今再び選ばれる理由、最新の人気ランキングや資産価値の側面まで、幅広くカバーしています。この記事を読むことで、ダサいかどうかの判断を他人に委ねるのではなく、あなた自身が納得できる選び方ができるようになるはずです。
記事のポイント
- エクスプローラー コンビが「ダサい」と言われる背景
- ロレックス全体とエクスプローラーの特徴や魅力
- コンビモデルに対する評価や市場での再評価傾向
- 買取価格や中古市場での実際の価値や流通状況
「エクスプローラー コンビはダサい」と言われる理由とは?
ポイント
- ロレックスってどんなブランド?
- エクスプローラーってどんな時計?
- なぜ“コンビ=おじさん”と言われるのか?
- コンビモデルが敬遠される理由と背景
- エクスプローラー コンビ ブログに見る評価傾向
ロレックスってどんなブランド?
引用元:youtube
ロレックスは、1905年にハンス・ウイルスドルフとアルフレッド・デイビスによってロンドンで創業された、スイスの高級腕時計ブランドです。当初、会社名は「Wilsdorf & Davis」で、時計の輸入販売を行っていましたが、1919年にスイス・ジュネーブへ拠点を移し、自社製造に本格的に着手しました。
ロレックスの名を世界的に広めた転機は、1926年に発表された世界初の防水腕時計「オイスター」です。これは完全密閉構造により水や埃の侵入を防ぎ、当時としては革新的な技術でした。
1927年には、イギリス人女性メルセデス・グライツがオイスターを装着してドーバー海峡を泳いで横断した実績が広告で大きく紹介され、防水性への信頼を確立しました。
その後の1931年には、自動巻き機構「パーペチュアルローター」を開発。この技術は現代のロレックスにも引き継がれており、日常使用における高い実用性と信頼性を支えています。
こうした堅牢性と革新性が融合したロレックスの時計は、探検家、軍人、科学者、アスリートなど多くのプロフェッショナルに支持されてきました。
2025年現在、ロレックスはすべての製品を自社工場で生産する「完全自社一貫体制」を採用しており、スイス国内にある3つの製造拠点(Plan-les-Ouates、Chêne-Bourg、Bienne)で設計・製造・検査を一貫して行っています(出典:ロレックス公式)。
これにより、素材の選定から品質管理に至るまで厳密な体制が構築され、ブランドの一貫した品質が保たれています。
さらにロレックスは、スポーツ、芸術、科学、環境保全といった多様な分野への支援活動でも広く知られています。
たとえば「ロレックスと探検」や「ロレックスとテニス」などのパートナーシップを通じて、持続可能な未来を支援する「パーペチュアル・イニシアティブ」にも力を入れています(出典:ロレックス公式:パーペチュアル・イニシアティブ)。
このように、世界的なブランド認知度、伝統ある時計製造技術、そして社会的価値の提供を通じて、ロレックスは「単なる高級品」ではなく、
信頼と歴史を併せ持つ「実用時計の最高峰」として、世界中でその地位を確立し続けています。
エクスプローラーってどんな時計?
引用元:youtube
ロレックスのエクスプローラー(Explorer)は、1953年に誕生したモデルで、過酷な環境下でも信頼できる時計として開発されました。このモデルの背景には、1953年5月にエドモンド・ヒラリー卿とテンジン・ノルゲイ氏による世界初のエベレスト登頂の成功があります。
登頂時にロレックスの試作モデルが装着されていたという実績をもとに、ロレックスは「探検家のための時計」としてエクスプローラーを正式に発表しました(出典:ロレックス公式)。
エクスプローラーは、視認性と耐久性を重視したシンプルなデザインが特徴です。中でも、3・6・9のアラビア数字を配したブラックダイヤルは、暗所でも優れた視認性を発揮するクロマライト夜光塗料により、視認性の高い構成として高く評価されています。
ケース径については、長らく36mmが基本仕様として採用されてきましたが、2021年にはオリジナルサイズの36mmモデル(Ref.124270)が復活し、現行ラインナップの中心となっています。
搭載されているムーブメントは、ロレックスが独自に開発した自動巻きキャリバー「Cal.3230」です。このムーブメントは、クロナジー・エスケープメントを備え、耐磁性や耐衝撃性にも優れています。パワーリザーブは約70時間で、日常使用においても十分な実用性を提供します。
また、防水性能は100mで、ねじ込み式リューズを採用するなど、スポーツウォッチとしての基本性能も高水準です。
そして2021年には、これまでステンレススチールのみで展開されていたエクスプローラーに、初めてイエローゴールドとステンレスのコンビ仕様「ロレゾール(Rolesor)」を採用したRef.124273が登場しました。
このモデルは、実用性重視のエクスプローラーに高級感と装飾性を加えた、全く新しい位置づけの1本とされています。
2025年1月時点のロレックス公式価格によれば、Ref.124273の国内定価は税込1,565,800円です(出典:ロレックス公式:Ref.124273)。
現在では、エクスプローラーはそのシンプルな美しさと優れた実用性、そして70年以上にわたるブランドの歴史を体現するモデルとして、あらゆる世代のユーザーに広く支持されています。「初めてのロレックス」としても選ばれる機会が多く、万能なタイムピースとして評価されています。
ロレックス エクスプローラーI 124273 ランダムシリアル
なぜ“コンビ=おじさん”と言われるのか?
ロレックスのコンビモデルが「おじさんっぽい」と言われる背景には、日本特有のファッション史が影響しています。
1980年代〜1990年代のバブル期に、イエローゴールドを取り入れたロレックスのコンビモデルが中高年男性の間で広く浸透し、「成功者の象徴」「派手さの象徴」として多用された経緯があります。
そのため、現代においてもコンビ=中高年向けという先入観が残っているとされます。特に、目立つゴールドの輝きが「落ち着きに欠ける」「昔っぽい」と感じられやすく、ファッションのトレンドがミニマル志向・ニュートラルカラーに寄っていることも相まって、敬遠されるケースがあるのです。
ただし、これはあくまで一部の印象であり、コンビモデルを積極的に評価する層も存在します。近年ではヴィンテージ回帰の流れや、“一点豪華主義”というファッション哲学の再評価により、個性ある時計として選ばれる場面が増えています。
実際、2021年に登場したエクスプローラーのコンビモデル(Ref.124273)についても、「スポーティさと上品さの両立が絶妙」といった評価が雑誌やSNSなどで多数見受けられます(出典:Hodinkee Japan)。
つまり、「コンビ=おじさん」というイメージは、過去の文化的背景に由来するものであり、現代ではむしろ“新しさ”として再定義されつつあると言えるでしょう。
コンビモデルが敬遠される理由と背景
ロレックスのコンビモデル(ステンレスとイエローゴールドのツートン仕様)は、現在において一部ユーザー層から敬遠される傾向があります。その主な理由は、デザインに対する好みの変化や、過去の文化的背景による印象にあります。
特に日本では、1980年代〜1990年代のバブル期にコンビモデルが流行し、「成功した中年男性の象徴」というイメージが定着しました。このため、「派手すぎる」「古くさい」といった印象を持たれることがあり、シンプル志向の若年層にとっては手に取りにくいデザインとされることがあります。
また、コンビモデルは価格帯が比較的高いため、購買層が40〜50代以上に偏りやすく、「年齢層が高めの人が着ける時計」といった認識につながっている側面もあります。
ただし、これは一面的な見方に過ぎません。近年では、ヴィンテージファッションの再評価や、“一点豪華主義”のスタイルが注目される中で、コンビモデルを積極的に選ぶユーザーも増加しています。
とくにロレックスが2021年に発表したエクスプローラーのコンビモデル(Ref.124273)は、「スポーティでありながら高級感も演出できるモデル」として、従来とは異なる新しい評価を受けています。
さらに、金価格の上昇に伴い、ゴールドを使用するコンビモデルの資産価値が見直されつつあることも、再評価の後押しとなっています(出典:なんぼや 買取情報)。
このように、コンビモデルが敬遠される理由には確かに文化的背景や時代の流れが影響していますが、現在ではその価値と魅力が見直されつつあり、新たな支持層も広がっています。
エクスプローラー コンビ ブログに見る評価傾向
2021年に登場したロレックス エクスプローラーのコンビモデル(Ref.124273)は、長らくステンレス一色だったエクスプローラーの系譜に、初めて「ロレゾール(イエローゴールド×ステンレス)」を導入した革新的なモデルです。
この新しい試みに対して、時計愛好家や専門ブロガーたちの評価は二分されています。
たとえば、個人レビューサイト「64turquoise」では、当初は派手さへの懸念があったものの、実物を見て「落ち着いた上品な印象を受けた」と評価を改めたという感想が紹介されています(出典:64turquoise)。
また、時計専門誌『Hodinkee Japan』の2021年レビュー記事では、「このモデルはロレックスの保守的な設計思想に対する意外性がありつつも、非常にまとまりが良く、日常使いに適している」といった意見が紹介されています(出典:Hodinkee Japan)。
一方で、従来のステンレス製エクスプローラー(Ref.124270)の“無骨さ”や“実用性重視”の方向性を評価する声も多く、コンビモデルは「少しラグジュアリー寄りすぎる」との声もSNS上には存在します。
このように、Ref.124273に対する評価は決して一様ではありませんが、ブログやレビュー記事を通じて共通して見られるのは、「見た目の印象と、実際に着けたときの印象が大きく異なる」というポイントです。
着用感、サイズバランス、ゴールドの控えめな使い方が、意外にも多くのユーザーに“ちょうどいい高級感”として受け入れられている点が評価されていると言えるでしょう。
エクスプローラー コンビは本当にダサいのか?その魅力を再検証
ポイント
- 人気モデルランキングに見る評価
- スタイリッシュに着けこなすコーデ例
- コンビデザインが選ばれる本当の理由
- エクスプローラーの買取市場での存在感
- ツートンモデルの現在の買取価格とは?
- エクスプローラーのコンビモデルはダサい?のポイント!
人気モデルランキングに見る評価
2025年現在、ロレックスの腕時計は世界中の市場において、依然として高い人気を誇っています。
その中でも、モデルごとの人気度には明確な傾向があり、各種ランキングに基づいた評価を確認することで、ユーザーの関心や購入傾向が見えてきます。
大手販売店の売上ランキングや中古市場での流通データ(出典:ジャックロード、ラシン)によれば、ロレックスの中でも「デイトナ」「サブマリーナー」「GMTマスターII」といったスポーツ系のプロフェッショナルモデルが人気上位にランクインしています。
一方、エクスプローラー(Ref.124270/124273)はこれらほどの注目度はないものの、「実用性の高さ」「シンプルなデザイン」「堅実な価格帯」から、ミドルクラスのロレックスとして安定した支持を得ているモデルです。
中でも、2021年に登場したエクスプローラーのコンビモデル(Ref.124273)は、ブランド初となるロレゾール仕様のエクスプローラーとして注目されました。
登場当初は「定番のエクスプローラーに金を加えるのは邪道では?」といった声もありましたが、現在では「個性のある選択肢」として評価される傾向が強まっています。
また、海外の時計マーケットプレイス「Chrono24」では、Ref.124273の検索ボリュームが2024年後半〜2025年にかけて前年比15%以上増加しており、検索トレンドとしても上昇傾向にあることが報告されています(出典:Chrono24 Trends)。
さらに、国内における中古市場の動向を見ると、Ref.124273は新品定価(1,565,800円/2025年時点:ロレックス公式)を下回る価格で推移しているものの、状態や保証書の有無によっては110万円〜135万円前後での高値買取が実現するケースもあります(出典:なんぼや|買取相場)。
このように、ロレックス全体のランキングで見るとエクスプローラーのコンビモデルはトップ層に入るわけではありませんが、「他人と被りたくない」「程よく個性を出したい」と考えるユーザー層においては、確実に選ばれているモデルの一つといえるでしょう。
お目当ての時計を試せるってご存じですか?
スタイリッシュに着けこなすコーデ例
ロレックスのコンビモデルは、ステンレスとゴールドの融合により、洗練された高級感と実用性を兼ね備えたタイムピースです。その魅力を最大限に活かすには、スタイリングとのバランスが重要になります。以下に代表的なコーディネート例を紹介します。
【1】ビジネスシーンに映える上品さ
ネイビーやチャコールグレーなど、落ち着いた色味のスーツスタイルに、エクスプローラーのコンビモデルを合わせることで、控えめながらも華やかさのある印象を演出できます。
特にRef.124273のようなイエローゴールドの差し色は、ホワイトシャツやタイと好相性です。
▶ 実例:ジャックロード公式ブログでは、「ゴールドが浮かないスーツスタイル」のポイントが解説されています(出典:jackroad.co.jp)
【2】カジュアルファッションに“抜け感”を
コンビモデルは、Tシャツ×デニムや、ニット×チノパンといった日常のカジュアルスタイルにもアクセントを加えることができます。
あえてスニーカーと合わせてラグジュアリー感を外すことで、こなれた印象になります。
▶ 参考:GMTブログでは、デイトナやエクスプローラーのコンビを休日スタイルに合わせたレビューも掲載されています(出典:blog.gmt-j.com)
【3】ジュエリーとの組み合わせも計算して
ゴールドの入ったコンビモデルは、リングやブレスレットといったジュエリーと組み合わせた“手元コーデ”でも存在感を発揮します。ただし、時計とアクセサリーの素材感や色味を揃えることで、過度に主張しすぎず、洗練された印象を保てます。
▶ 事例:VERYのスタイリング特集では、女性向けファッションにおけるロレックス×ジュエリーのバランス感が紹介されています(出典:veryweb.jp)
【4】着こなしで意識すべきポイント
コンビモデルは素材自体に存在感があるため、他のアイテムはシンプルにまとめることが基本です。
ベルトや革靴、バッグなどの小物と時計の色味に統一感を持たせると、全体がまとまりやすくなります。
このように、ロレックスのコンビモデルは「高級感」と「実用性」をバランスよく持ち合わせているため、コーディネート次第でフォーマルにもカジュアルにも活躍します。着用シーンや好みに合わせた使い分けが、スタイリッシュな装いへの第一歩となるでしょう。
人気のブランドアイテムをお探しならこちら
コンビデザインが選ばれる本当の理由
ロレックスの「コンビモデル」とは、ステンレススチールとゴールドを組み合わせた“ロレゾール”と呼ばれるデザインを指します。このスタイルは1933年に初めて登場し、以来ロレックスの定番素材構成として長年にわたり支持されてきました(出典:ロレックス公式)。
このコンビデザインが選ばれる理由は、単に「派手だから」「高そうに見えるから」といった印象だけではありません。実際には、以下のような複数の実用的・審美的要素が重なっています。
【1】耐久性と高級感を両立した素材構成
ステンレススチールは、日常使用における耐久性・耐傷性に優れ、ロレックスでは904Lスチール(オイスタースチール)を採用しています。これに18Kゴールドを部分的に組み合わせることで、視覚的な華やかさと実用性の両方を成立させています。
特に、リューズ・ベゼル・ブレスレット中央リンクといったパーツにゴールドを配する設計は、ラグジュアリーでありながら過度に主張しないバランスの取れた仕様です。
【2】コーディネートの幅が広がる
コンビモデルは、金無垢モデルよりもカジュアルに使いやすく、かつステンレス単体よりも存在感があります。そのため、ビジネススタイルから休日のジャケットスタイル、さらにはTシャツ・デニムまで、多様なファッションに自然にマッチします。
実際に雑誌『Safari』や『VERY』などでも、コンビモデルを取り入れたリアルな手元コーデが多数紹介されています。
【3】資産性・流通性の安定
近年、金価格の上昇やロレックス全体の価格高騰により、コンビモデルも資産性という面で注目されています。「フルゴールドよりも手が届きやすく、ステンレスより希少性が高い」という位置づけは、中古市場での人気・流通量の安定にもつながっています。
たとえば2025年4月時点のデータでは、エクスプローラーRef.124273の中古相場は110万〜135万円で推移しており、安定した価格帯を維持しています(出典:なんぼや)。
【4】他人と差別化しやすい“個性”として
ステンレスモデルが市場で人気の中心となる中で、あえてコンビモデルを選ぶことで「他人と被らない」ことも魅力のひとつです。アクセントのあるデザインは、シンプルなファッションにおいて個性を出す重要なパーツとして機能します。
時計そのものの印象で“抜け感”と“高級感”のバランスを取りたい人にとって、コンビは非常に優れた選択肢です。
このように、ロレックスのコンビモデルは単なるデザイン上の嗜好ではなく、素材・機能・ファッション性・経済性のすべてを兼ね備えたモデルです。だからこそ、多くのユーザーにとって“あえて選ばれる”存在であり続けているのです。
クロコダイルの財布を検討している方へ
エクスプローラーの買取市場での存在感
ロレックスのエクスプローラーは、1953年の登場以来「実用性と信頼性を兼ね備えた時計」として、高い評価を受け続けてきました。そして現在、その価値は新品市場だけでなく、中古・買取市場においても安定的に維持されています。
2025年4月時点では、エクスプローラーの現行モデル(Ref.124270/124273)の中古買取価格は、おおよそ110万〜135万円の範囲で推移しています(出典:なんぼや|ロレックス買取)。
この価格帯は、定価(124270:955,800円/124273:1,565,800円)と比較しても十分に健闘している水準といえるでしょう(2025年ロレックス価格改定後、出典:ロレックス公式)。
また、過去に生産終了となったモデル、特にヴィンテージ市場で評価の高いRef.1016やRef.14270などは、コレクター間で高値で取引されています。
海外の中古時計価格情報サイト「WatchCharts」によれば、2025年時点のエクスプローラー全体の平均市場価格は約8,000ドル(約120万円前後)とされ、モデルや状態によっては15,000ドル(約220万円)以上の事例も確認されています(出典:WatchCharts Explorer Listings)。
エクスプローラーの買取価値を支える背景には、以下の3つの要因が挙げられます。
【1】市場における流通量の安定
エクスプローラーはロレックスの中でも比較的流通数が限られており、「入荷数が少ない=供給が安定しない」モデルの一つとされています。この希少性が中古市場での高い需要を後押ししており、価格の下落を抑える要因となっています。
【2】ロレックスによるCPO(認定中古)制度の導入
ロレックスは近年「ロレックス認定中古プログラム(CPO)」を本格導入し、正規販売店経由で保証付きの中古品を購入できる体制を整えました。これにより、中古時計全体の信頼性が向上し、特に人気モデルであるエクスプローラーの流通価格・買取価格も安定性を増しています(出典:Financial Times)。
【3】「使える高級時計」としての汎用性と評価
エクスプローラーはスーツにもカジュアルにも合わせやすく、時計としての設計も堅牢かつシンプルです。この汎用性の高さが「手放す際にも買い手が付きやすい」という評価につながり、買取市場での価格維持を支えています。
このように、ロレックス エクスプローラーは中古市場においても存在感のあるモデルです。
投資目的での購入を推奨するものではありませんが、結果的に「価値が大きく落ちにくい腕時計」として、実需と資産性のバランスを両立した存在として評価されています。
WEBで見積もりできるってご存じですか?
ツートンモデルの現在の買取価格とは?
ロレックスのツートンモデル、つまりステンレスとゴールドを組み合わせた「ロレゾール(Rolesor)」仕様の腕時計は、近年の中古市場において安定した需要を保っています。
中でもエクスプローラーのコンビモデル(Ref.124273)は、2021年の登場以降、一定の取引数を維持しており、2025年時点でも堅調な相場で推移しています。
具体的な買取価格について、2025年4月現在の国内買取店(例:なんぼや、GMT、ラシン等)の査定相場を総合的に見ると、Ref.124273の買取価格はおおむね110万円〜135万円の範囲に収まるケースが多いと報告されています(出典:なんぼや|ロレックス買取)。
また、海外の中古時計プラットフォーム「Chrono24」では、同モデルの2025年4月時点における掲載価格の平均が約10,000ドル(約150万円)前後となっており、日本国内と比較してやや高めに取引されている傾向が見られます(出典:Chrono24)。
このように、ツートンモデルは素材の特性上、フルステンレスモデルよりも高価格帯で安定する傾向があります。特にエクスプローラーのように流通量が少なめのモデルでは、状態が良い個体ほど高値が付きやすく、場合によっては定価を超えるプレミア価格での取引となることもあります。
ただし、ロレックスの市場は為替相場・金価格・供給状況などによって変動するため、あくまでこれらの金額は「2025年4月時点での相場情報」であることにご留意ください。実際の買取価格は、個体の状態・付属品・保証書の有無などによって大きく異なります。
このように、ロレックスのツートンモデルは市場において「資産価値を維持しやすいモデル」として注目され続けており、買取価格の観点からも高い安定性を示しています。
WEBで買取の無料査定ってご存じですか?
エクスプローラーのコンビモデルはダサい?のポイント!
記事のポイント
※記事のポイントをまとめます
- ロレックスは1905年創業のスイス高級腕時計ブランドである
- エクスプローラーは過酷な環境での使用を想定した探検家向けモデルである
- エクスプローラーは1953年のエベレスト登頂に由来する信頼性の高い時計である
- Ref.124273は2021年に登場した初のコンビ仕様エクスプローラーである
- コンビモデルはイエローゴールドとステンレスを融合したロレゾール仕様である
- 日本ではバブル期にコンビが「中年男性の象徴」として広がった歴史がある
- コンビ=おじさんの印象は過去のイメージが残っていることに起因する
- コンビモデルはヴィンテージ再評価の流れで再注目されている
- Ref.124273はスポーティさと上品さを兼ねた新しいデザイン評価がある
- 若年層にはシンプル志向からコンビが敬遠される傾向がある
- ゴールド使用によりコンビモデルの資産価値は見直されつつある
- 実際のユーザーブログでは「落ち着いた印象」とのポジティブな評価もある
- Ref.124273の中古買取価格は安定しており資産性があるモデルとされる
- スタイリング次第でコンビモデルはビジネスにもカジュアルにも対応可能
- 「他人と被らない」「個性を出せる時計」として選ばれる例も増えている
【参考情報一覧】
- ロレックス公式サイト
https://www.rolex.com - Jackroad|ロレックス価格リスト
https://www.jackroad.co.jp/blog/post/rolex_listprice - Rasin|ロレックス相場一覧
https://www.rasin.co.jp/blog/rolex/ - なんぼや|ロレックス買取相場
https://nanboya.com/watch-brand/rolex/ - Hodinkee Japan|レビュー&考察記事
https://www.hodinkee.jp - GMT ブログ|時計とコーディネート紹介
https://blog.gmt-j.com - Chrono24|世界の中古ロレックス市場価格
https://www.chrono24.jp - WatchCharts|ロレックス市場データ
https://watchcharts.com - VERY|スタイリング・ファッション提案
https://veryweb.jp - Financial Times|ロレックスCPO制度報道
https://www.ft.com